Case 01

CADの講習会でDOFサブスクという商品を知りました。まずは今後のデジタル化に備えCADの導入をしました。日頃はアナログ技工をメインで行っています。デジタルデザインの練習をする時間が正直あまりない状態です。しかし、デジタル技工がどんどん加速していく中でまったく触れないでいるのは不安が生じます。そこでCADを導入さえしてしまえば、たまにでも時間ができた時に触れることができる。

Case 02

CAD導入後のご紹介で主にジルコニアの加工をお願いしています。症例によってはデザインでカットバックを行い、セラミックを築盛しています。グラデーションディスクを使用していますがその方が患者さんにとって審美性が良いと考えています。CADの操作にも慣れてきてデザインの作業時間が、アナログのワックスアップよりスピードアップしてきています。

Case 03

デンチャーのアナログ作業の合間にクラウン、ブリッジを製作しています。導入当初よりは短時間でデザインをすることができるようになり仕事量を増やすことができました。その分、売り上げも上がりました。ハイブリッドクラウンやインレーはMCHに加工をお願いしています。メタルクラウンのパターンもCADでデザインし3Dプリンターを使用しパターンを製作しています。最近ではデジタルならではの設計もできるようになっています。

Case 04

当初はここまで取り扱いが増えるとは思わなかった。歯科医院側、技工士側でも以前は物質的特性に関してはメタルの方が優れているし、色調はグラデーションがついているわけでもない。それであれば前装冠やジャケットクラウンの方が優れているのではないか、という不安要素があった。しかし、昨今のメタルの値段の高騰、デジタル化の加速というところからCAD/CAM冠をスタートしたところも多いと思います。
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